2018年、西日本を中心に集中豪雨が発生したこはまだ記憶に新しいと思います。
避難所生活を余儀なくされる方も多かったのですが、
そんな中で、現地の女性たちが最も困ったこととして「着替え場所」の確保でした。

また、東日本大震災、熊本地震の避難所でも同様のことがあります。
避難生活が長引くにつれ、プライバシーの確保や防犯は大きな課題になります。

着替えや授乳、防犯などに不安を感じる人が多くいます。
特に女性の方は、洗濯ができず下着が同じもの。お風呂に入れないこと、生理中に関することなどつらい思いをすることがあります。
そのため、どのようなことに困るのかを予習し、備えておくことが大切なのです。

目次

着替え場所を確保するために用意しておきたいもの。
かぶるだけの簡易ポンチョ

着替えることもできますし、
簡易トイレを使用する時にも使える目隠し用のポンチョです。
まわりの目を気にすることなくトイレができます。
着替えやレインコート、防寒としても役立ちます。
「地震や災害時、またアウトドアなどで一番困るのがトイレだと言われています。
特に女性は、人目が気になるもの。携帯用トイレがあったとしても、なかなか使うのは難しいものです。
簡易ポンチョがあれば、急場のトイレにも、まわりを気にせずに、素早く着用し用を足すことができます。

着替え用テント

簡単にパッと開いて使えるクイックルーム!アウトドアで大活躍のテントです。
女性でも安心のパッと開いてサッと使えます。
海水浴やコスプレ会場などでの着替えルームとして、コンパクトに収納できるので、持ち運びも簡単です!

ソーラーシャワー

電源がない場所でも、黒い本体に太陽熱が吸収し、
お湯あるいはぬるま湯になりとっても便利なアイテムです。
車や木などつるしてシャワーとして利用可能。

ソーラーパワー付きシャワー

少しレベルが高くなりますが、日ごろキャンプを楽しまれる方には
便利で良いものです。

携帯トイレ

飲食は我慢できても、トイレは我慢できません!災害時、断水して流せない、
下水管が破損しているなど、様々な理由により、トイレが使えなくなります。
また、不衛生な避難所のトイレに行きたくないという理由で、
水の飲用を控えたせいで、エコノミー症候群になってしまったと
いう事例も多く発生しました。
安心して用が足せるよう、簡易トイレを備えましょう。

替えの下着

発災後、洗濯も満足にできないため、「着替え」の問題が起きます。
汚れた下着を数日間着続けなくてはならないというのは、大変なストレス。
コンパクトに収納できる非常用の圧縮下着を用意しておくといいでしょう。

ウォータータンク

給水車が来た際、バケツ等ではこぼれる恐れがあるので、
しっかりフタの出来る容器が必要です。たっぷり水が入る大容量の20リットル。
たくさん水を入れられるので、給水車を往復する手間が省けます。

シャワー用意してなかった??


そのような時でも、例えばペットボトルのキャップに画鋲などで穴を開ければ、
シャワー代わりになります。災害時には使える水の量が限られていますので、
少ない量で顔や手を洗うのにも適しています。
幼児のいる場合は、おむつ交換の際におしりの汚れを落とすのにも使えます。

今回のご紹介しましたどのグッズもかさばるものです。
すべて用意するとなると、家のスペースを取られてしまいますよね。
選ぶときにはコンパクトなものをチョイスしたいものです。