ご家庭で用意されている非常用防災セットの中には、何が入っていますか?
非常食や水、マスク、このサイトでも奨めてます女性用メイクグッズなどでしょうか。
しかし意外と見落としがちなのが、歯ブラシなどのオーラルケア用品です。

歯ブラシって、コンビニにも売ってるし、使い捨てっていっぱいありそう。
なんて油断している方も多いと思います。
実際、一日歯を磨かないだけで、かなり不快になりますよね。

また過去の避難所生活では、欲しいものの一つに「歯ブラシ」が多く挙げられていました。
避難所では歯ブラシはありません!また水も十分になく、歯・口・入れ歯などの
清掃がおろそかになりがちなのです。

ハミガキが重要な理由
子どもの虫歯を予防するため


避難所での食を想像してみてください。
パンやおにぎり、カップラーメン、乾パン、そして子どものストレスを軽減しようと
お菓子などの食事がしばらく続くことが考えられます。

そのため栄養も偏りやすく、さらにストレスも重なり抵抗力は落ちることが想像されます。
間食を取る回数が増え、さらに歯みがきができない状況が長く続くと、
子供のムシ歯が増加するのです。

血糖値のコントロールのために


歯周病は、歯垢が歯茎に付着して炎症を起こす病気ですが、
この炎症によって、インスリンの働きが悪くなります。糖尿病予備軍の人は要注意です。
そのため歯周病になりやすい原因である食べかすを取り除くことが効果的なのです。

高齢者に多い肺炎を防止するため


口の中の不潔時間が長くなると細菌が増え、感染症にもかかりやすくなります。
高齢の方は、免疫力が落ちた時に誤嚥性肺炎が起こりやすくなるため注意が必要です。
阪神淡路大震災では、震災に関連した肺炎で200人以上が亡くなられています。

地震や津波の人的被害を受けずに、避難所までたどり着いたとしても、
そこでの生活で命を落としまうことは、とても無念なことです。

普段のハミガキと違いはあるの??


被災地では、まず歯ブラシがなくて困るということを述べましたが、
「貴重な水を消費したくない」という心理が働き、そのことでハミガキができず、
結果として病気を発症したりということもあったようです。

歯ブラシが無い場合


歯ブラシが無い場合でも何もしないのはダメです。
食後に30mL程度の水やお茶でしっかりうがいをしましょう。
またガーゼやハンカチ、ティッシなどを指に巻いて歯を拭い、
汚れをとるのも効果があります。
とにかく食べ滓を残さないようにしましょう。

唾液を出すことを心がける


だ液には口の中の汚れを洗い出す働きと清潔に保つ役割があります。
水分をできるだけとり、あごの付け根や耳の真下の部分を
マッサージしたり温めたりして、だ液を十分に出すよう心がけてください。

高齢者や緊張感が続く状態では唾液が出にくくなります。
噛むことで唾液の分泌を促しますので、なるべく沢山噛むようにして下さい。

また酢昆布や梅干しなども唾液の分泌を促します。
さらにガムも唾液を出すには効果的ですので、防災グッズの中に入れておくのも
良いかもしれません。

ガムを利用すること


水がない状況では、キシリトール配合のシュガーレスガムを噛むのが効果的。
水分が少なく保存も効くので、防災バッグに入れておきたいです。

食物繊維の多いリンゴなどを後に食べること


もし食事にパンやごはんなどとリンゴが出た場合は、
パンやごはんなどを先に食べて、リンゴは最後に。
リンゴの食物繊維が食べ滓を落としてくれます。

【出典】覚えてください、防災にオーラルケア。|サンスター|SUNSTAR|

その他、特に子どもが欲しがる甘いもは、きっちり時間を決めましょう。
だらだだらと食べていることがないようにすることが大切です。