平成7年に発生した阪神・淡路大震災のとき、
外国の災害救助犬が活動をしたのをきっかけに
国内でその存在を知られるようになり、国内でも災害救助犬の育成が始まりました。
そして、その後に発生した東日本大震災などの数々の大規模災害現場で
の活動の様子が取りあげられたことで、現在では多くの人々に
その捜索能力の高さを認知されています。
その結果、災害救助犬での捜索は今後大規模災害のみならず、
さまざまな災害が予想される重要な捜索手段の一つとなり周知されてきました。
災害救助犬の仕事内容は?
人命救助のために非常に大きな役目を担う災害救助犬。
その仕事内容はどのようなものなのでしょう。
捜索対象の例としては、地震で倒壊した建物に取り残された要救助者、
土 砂崩れで土砂に埋もれた要救助者、山林での行方不明者等があげられます。
その他にも捜索の対象となる災害は、土石流、竜巻、爆発事故、雪崩、
水難事故等と多様です。