なかなか火を起こす機会はないと思いますが、
夏は経験するチャンスではないでしょうか。
キャンプ場にて、自然の材料だけで火をおこすことがいかに大変か、
または火を起こせた時の感動。
いつも、どれほど恵まれた環境で暮らしているのかの教育にもなります。
その火で、バーベキュー、さらに自分たちで釣った魚を焼いて食べると
きっといい想い出になるでしょう。
本日の火を起こす方法は簡単です。
原理を知っていれば。
その原理も簡単なもの。小学校で経験した虫眼鏡を使ったアレです。
本日の火おこしは、すべて虫眼鏡の原理なのです。
ただ、忍耐力は鍛えられます。。
目次
紙で火を起こす
小学校の科学実験で経験済みの方も多いと思います。
そう虫眼鏡を使って光の焦点を集め、煙を出す方法。
紙がくすぶり始めたら、上からさらに紙をかぶせ、適度に振って風をおくる。
火種が消えない程度に振るのがポイント。
ペットボトルで火を起こす
また虫眼鏡と同じ原理です。
ペットボトルの先端、湾曲している部分を凸レンズ代わりにして光を集約。
アルミ缶で火を起こす
またまま虫メガネと同じ原理です。
アルミ缶の底の部分を磨き上げます。
きれいに磨き上げるのためには、歯磨き粉や泥を使います。
またチョコレートを使ってもキレイになります。
アルミ缶の底をピカピカに磨き上げたら、太陽光に向けて固定します。
角度をいくつか試して、ある一点に光を反射して集めることができたら、
そこに乾いた火口を置けば、太陽が火を点けてくれます。
火口から煙が出始めたら、やさしく息を吹きかけて火をおこしましょう。
ガムの包装紙と乾電池で火を起こす
ガムの銀色の包み紙を3つの短冊状に切り、それぞれ真ん中を細き、
両端を太い形にします。切ったガムの包み紙をひとつ手に取り、
銀色の部分を電池の両端に触れさせます。
すると、包み紙の真ん中の細い部分が発火して、すぐに火口に火を点けることができます。
水とビニール袋で火を起こす
水を入れたビニール袋を、破かないように慎重にねじって球状にします。
球状にした水のビニール袋を虫眼鏡のようにして、火口に太陽光を集めます。
男性用避妊具であるコンドームでも大丈夫です。
コンドームはアメリカ海兵隊の防災グッズには必ず入っている優れものなのです。
氷で火を起こす
氷を削り、手で磨いてつるつるにします。
これがレンズになるのです。あとは虫眼鏡の原理と同じ太陽の光を集めます。
最後に、、
これひょっとして、防災グッズの中に虫眼鏡入れておけば済むんじゃない??
と思うところですが、ぶっちゃげそうです。
しかし!!雨の日、太陽が無いとすべて出来ませんのでご用心を。
また、火事にはご注意下さい。
今年の夏は、チャッカマンを持たずに、キャンプ・BBQへ行きましょう!