サバイバル状況の下では、火を焚ける能力の有無が
生と死を分けともいわれています。

サバイバル時、火には必要なものを満たしてくれる力があるからです。
それは・・・
・火は身体を温め快適にしてくれます。
・調理ができ食物を保存してくれるだけではなく、

カロリーを蓄えた温かい食物は体温を維持してくれます。
・水を清浄にし、包帯を殺菌し、救援隊に信号を送り、動物から守ってくれます。
・仲間意識を醸成し、心の平安を与えてくれることによって

精神的な安定を得られることが出来ます。
・道具と武器を作ることさえ出来ます。

とはいえ、火をおこすことは、サバイバル状況下でどれほど大変なことか・・。
マッチもライターも無い状態。
火をおこすことがはたして出来るのでしょうか。

安心してください。
簡単ではないですが、意外と誰でも出来てしまうのです。
しっかり方法と原理原則を覚えていれば。
順を追って説明していきます。

最適な場所を見つけること!


まず最初にやることは、火をおこす場所をみつけること。
風や雨や雪の影響がないところを選びましょう。
そういうところが無い場合は熱を逃がさない設備が必要です。
また周りに落ち葉やゴミがあるところだと、延焼が広がり火事になる危険が
あるので石で回りを囲むなど、周囲に燃え広がらない工夫が必要です。

熱を逃がさないためには??


炎の反対側にも熱を遮る遮蔽物をおきましょう。
転がっている石や木、ブロックで壁を作ると熱が反射し暖かくなります。
仮に煙でけむたい場合もありますが、虫よけにもなるので我慢しましょう。

焚火づくりが出来るように


毎回火をつける作業はかなり大変です。安定した火を保つため焚火を作りましょう。
乾燥した細いものほど火が付きやすい性質がありますので、
種類が分からない場合は、細かったり薄かったり
火が付き易い材料になるものから探します。

材料になるもの性質とは??


材料の特長を覚えておくといいです。
火が付きやすいモノは早く燃えて早く消えてしまう。
火が付きにくいモノは、ゆっくり燃焼するので長時間の暖をとりやすい。
しけてる木材は煙がよく出ます。乾いた木材は完全燃焼に近いので煙も少ない。

どんなものが燃えやすいのか?


野山で見つかる自然の着火剤リスト

  • 白樺の皮・・・白樺の皮は良く燃えるので、昔から焚き付けに使われている。
    山歩きなどをした時に確保しておくと良い。
  • 松ぼっくり・・・落ちて乾燥した松ぼっくりは良く燃える。
  • 栗のイガ ・・・山栗のイガは乾燥していれば火持ちも良く、しかも良く燃える。
  • 杉の葉 ・・・乾燥した杉の葉は油分を含むので良く燃える。身近な着火剤
自分の持ち物の中から探す


ティッシュペーパー、使い終わった軍手
生理用品、着ている衣類の一部は破いて糸をほぐすと火が付きやすいです。

燃えるものはどうやって見つけるの?


とにかく歩き回って見つけるのですが、体力の温存もサバイバルのテーマです。

着火しやすいものもポイントがあり、
基本的に地面など下の方にあるものは湿気っているため
出来るだけ上の方に意識を向けること。

そして、「枯れた倒木の小枝」や「鳥の巣」など“フワフワ”した繊維質のもの、
乾いた苔や枯れ草、松葉、椰子やガマなど枯れているものを探すこと。
小枝などの場合は、衣類と同様に、出来るだけ繊維のように裂き細く細かくすること。
仮に雨などでしけっている場合でも、ポケットに入れておくと
体温で乾かすことができます。

もうひとつ、触るのはイヤかもしれませんが、そんなとこ言ってられません。
乾燥した動物の糞も燃えやすいのです。
マサイ族の火種は、そうウンコです。

必見!サバイバル、キャンプに活用
マサイ族の火おこし術 火種が出来るまで アフリカ

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この映像など見ると、火種さえあれば簡単に火が起こせそうです。

アメリカ海兵隊のサバイバル術・火起こし
– How to Firelighting, US Marines Survival Skills

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そんな火種装置、作れない!!
という方でも、まだまだ火を起こす方法があるのです。

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「マッチ、ライターがない?
サバイバルで火をおこす意外な方法6選!」