熊本地震では、特に水道管の破裂が多く、
「水不足」となり被災地ではなくとも、県民が水不足に陥りました。
その教訓を踏まえ、本日は水が無い状態でやっては危険なことをまとめてみました。
目次
1暑い環境の下で汗をかく
汗をかくことで大量の水分が必要になってしまいます。
直射日光にあたることで一層体液を消耗してしまうため、
日陰でおとなしくする方がよい。
活発に行動するよりも体力と水分の消費が少なくて済みます。
汗を一滴流すたびに、生存期間が1分短くなると思うことです。
2海水を飲むこと
海で遭難したりして海水を飲んでしまうと、
海水の塩分を尿で体の外に排泄しようとするために、
海水を飲んだ量よりも更に多くの水が必要になります。
海で遭難したとしても決して海水を飲んではいけません。
3氷や雪を飲むこと
冬山等で遭難した時、氷や雪をむやみに口にするのはやめた方がいいでしょう。
体が冷えてしまい、下痢で脱水症状を起こすのと、
冷えた体を体内で温めようとして、代謝をあげて余計に体力を
消耗してしまい死亡率が高くなります。
燃料があるならば弱火で雪や氷を暖めてから、
燃料が無い場合には、手足で氷や雪を暖めるなどして解かしてから飲みます。
4食事を多くとること
食事をとると消化するために水分が必要になります。
水があまり無い時には食事の量を抑えるのも水の消費を抑えるポイントです。
〇口で呼吸すること
口を閉じて鼻で呼吸する。そうしないと水分が多く抜け出てしまう。
夜、口を開けて寝る人は生存期間がそれだけ短くなります。
口を閉じて鼻で呼吸する練習を
前もってしておきましょう。
5肌を露出すること
肌を露出すると皮膚から水分が蒸発します。太陽や風に皮膚を露出させず、
暑くても服を着て過ごすこと。昼間は日陰で休み、移動は夜間や夜明けにしましょう。
6飲み水をこまめにのむこと
喉が渇いたら水を惜しまずに飲み、渇きが完全に解消されるまで十分に飲むこと。
そうしてこそ最小限の身体機能を維持できる。