飛行機に搭乗する際、空港各社が進めている運動ってご存知ですか??
それは、、アナウンスでも流れていることがあるのですが、実は「トイレに行ってから搭乗してください」ということ。

なぜか分かりますか??

そうなんです。少しでも機体の重量を減らしたいのです。
一人の「モノ」は大したことなく感じますが、100人が頑張ってトイレで「モノ」を出して、搭乗するだけでも、機体の重量が減り、軽くなりますよね?
そうなると、燃料が減りエコにつながるからなのでした。

ちなみに、都市伝説に、昔、空からうん〇を落としていた!
いうものを聞いたことがあると思います。

田舎のおじいさんが、
「たまに空から降ってきたよ」
なんて真顔で言っていたような、言ってないような…

さすがに、それはないでしょ?
と思うところですが、JALの航空豆知識によりますと、実は、飛行機による海外旅行が始まったばかりの頃は、トイレの汚物をそのまま外に出し、空中分解させていたと言います。

昔は本当に空に放出していたんですね。
飛行機が飛んでいる高高度から空中散布すれば、気圧の関係で霧状に粉砕されるのだそうです。

もちろん、技術が発達した現在では考えられないことです。
でも、それだけ、飛行機は少しでも機体を軽くするために頑張っているのです。

また機内ってなぜか乾燥していません??
これも湿度が高いと重量が重くなるため。
そして最近のシートは薄いですよね。

これもそうなのです。

本日はそんなCO2削減にがんばる飛行機のお話です。

燃費効率に優れた航空機の導入

低燃費を実現した機体として有名なのがボーイングの中型機787。
特に長距離飛行になる日本便では使用頻度が高く、使用燃料の削減に貢献しています。

搭載物の軽量化

搭載物の重量も、軽いほど消費燃料は少なく済みCO2排出量も削減されます。
では、どうやって軽くするの??

  • 荷物を入れをするコンテナやコンテナを縛るロープの軽量化→ロープは材質を替えることで従来品に比べ50%の軽量化を実現。
  • 機内で使用する食器やトレーの軽量化→機内サービス時に使用する食事ワゴンを8kg軽量化することにも成功しています。
    またお食事も地上から積み込まれる際はラップを使用せず、リサイクル可能なアルミの蓋を使用して廃棄物削減に繋げています。
  • 提供する新聞紙や雑誌などの紙媒体の廃止→操縦士や乗務員も乗務ごとに必要な重要情報は、アプリを通じて電子媒体で受けとります。
  • 窓のシェード(日よけ)をおろす取り組み→窓を開けっぱなしにすることによって、機内には少なからず熱がこもります。
    そのため、窓のシェードを降ろすことで、温度上昇を防ぎ、エアコン利用時間を短くすることが出来るのです。
    これにより余分なCO2排出を抑制することが出来ます。 

パイロットの腕次第でエコは加速!

運航前に行うこととして、

  • 追い風のメリットを受けやすい航路
    天候の影響や機体の揺れが最小限に抑えられる航路を、選択することでも燃料削減に繋がります。
  • また機長の判断によっては、着陸後に誘導路に移動し駐機場に向かうまでの間は機体の片側のエンジンを切ることもあり、余分なCO2排出を防いでいます。
  • フラップや車輪をなるべく遅く出すことも有効。着陸に必要なランディングギア(車輪)やフラップ(主翼後縁の高揚力装置)は、大きな空気抵抗を生み、エンジン出力を、より必要とします。
    そこで、パイロットは着陸時の条件により、フラップやランディングギアを出すタイミングを少しでも遅らせることにより、余分なCO2排出を削減する努力をしています。

あとがき

飛行機からの景色を楽しみにしている人も多いと思いますが、
「窓」って以外に抵抗力があり、燃料がかかると言われています。
そのため、今窓をなくした飛行機が開発されているのです。
窓が無い代わりに、壁や天上、座席の背後などに有機ELディスプレイを敷き詰め、小さな窓から覗くより開放的な外部の風景を映し出そうというのです。