震災地で使われることが多いものとしてブルーシートがありますね。
熊本地震では、屋根が崩壊したところが多く、大量のブルーシートが使われました。
雨風を守ってくれたブルーシート。
復旧後、そのブルーシートは捨てるしかありません。

いや、ちょっと待って!再利用を考えたのがこちらのものだったのです。

目次

ブルーシートをブルーシード(復興の種)に

という掛け声のもと、ブルーシートでエコバッグを作ったのです。

また、環境を掲げたロンドンオリンピックでも、スタジアムの屋根に使用した素材を元にバッグが作られました。

このように、本来捨てられるものであったものでも、ちょっとしたアイデアで、バッグに活用する動きが広がっているのです。
夏休みの自由研究に、お子さんと一緒に作ってみませんか。

タイヤチューブを再利用

廃棄された自転車タイヤチューブや自動車のシートベルト素材を再利用して生まれ変わったもの。
そのため頑丈で防水で、汚れやシミもつかず、オールシーズン使用することができます。
また、イタリアンレザーのような、ソフトな素材感も特徴!

消防ホースを再利用

この素材はなかなか手に入らないかもですね。
消防ホースは10年から長いもので30年以上前のものもあります。

ホースの柄も作られた年代やメーカーによって様々で、経年による素材表面の変化は1つとして同じものがありません。

新聞紙を再利用

新聞紙??
強度は大丈夫なの??
と思いがちですが、「四万十川新聞バッグ」はちゃんと取っ手のついたお洒落な手提げバッグ。
もちろん新聞紙ながら、しっかりと強度があり使い勝手も申し分なし!
自分の生まれた年の新聞紙があれば、かっこいいなあ。

畳の縁材を利用

畳のヘリ材を使った和にも洋にも合うバッグ「KAGURAYA」。
畳と言う日本に昔からある素材を生かしたバッグですが、デザイン次第で洋服でも使いやすいのが魅力的。

畳ゆえ、コットンやナイロンなどの素材と比べると驚くほど軽いのが特徴。
1点ごとの職人さんの手作りバッグなので、使い込むほどにやわらかさが出て、味わい深い表情になるという点も魅力的ですね。

中古の柔道着や剣道着を再利用

洗いやすい、軽い、丈夫という優れた機能を持ちますが、今まではリサイクルできない素材として廃棄されてきました。
そんな道着を日常使いできるバッグに仕上げたのがこちら!!

高速道路の横断幕を再利用

NEXCO中日本は、高速道路で発生する廃材をリサイクルした商品ブランド「N+U(ニュー)」の第2弾としてボディバッグを販売。
「横断幕」はポリエステル系の繊維の織物を軟質な合成樹脂フィルムで挟んだビニール系の素材「ターポリン生地」でできた丈夫なもの。
横断幕が持つ文字や図柄自体をデザインに取り入れ、国内の熟練した職人によりひとつひとつ丁寧に縫製。
デザインが全て異なる世界に1つしかない製品に仕上がっています。

コーヒー豆の袋を再利用

雑貨屋さんで購入できたり、喫茶店でもらえるかも??
海外では割とポピュラーなコーヒーバッグです。

元々麻袋は、コーヒー豆を運ぶための通気性の良い袋なので、それほど丈夫にできていません。
洗濯機にはあまりかけないほうがいいです。
それでも汚れが気になる場合はバケツなどを使って手洗いするのがお勧めです。

ほかには麻袋の繊維が飛び出してチクチクする場合は、火であぶって焼き加工をしたり、糊などを使えばコーティングもできます。