各国政府は、肺に悪影響を与えるものとしてタバコの生産、販売中止を進めています。

新型コロナ感染者において、新たなデータが公表されました。
「男性の方が死亡率が高い」。

喫煙は感染リスクが14倍になる

WHOの警告によりますと、新型コロナウイルスについてのQ&Aで「してはいけないこと」のトップに「喫煙」をあげています。
またWHOの緊急対応責任者マイク・ライアン氏によると
「たばこがあらゆる呼吸器感染症の悪化要因であることは言うまでもない。今回も例外ではないだろう」
と述べました。

日本でも、東京都医師会の尾﨑治夫会長は
「この際、禁煙を考えていただきたいと強く思っています」
と発言しています。

カリフォルニア大学サンフランシスコ校のたばこ管理研究・教育センターのスタントン・グランツ教授の研究でも「症状が重症化する確率は喫煙者の方が非喫煙者より14倍高い」という結果にも。

中国で死亡した感染者の割合は男性が多く、その理由として、喫煙率が高いこととの関係が指摘されています。

 

男性は女性の3倍の死亡率のワケ

米紙ワシントン・ポストによると、新型コロナウイルス感染症の死者は、男性の方が女性に比べて多い傾向があり、特に、感染拡大が深刻だった中国、イタリア、韓国のいずれも男性の方が多く、最も顕著なイタリアでは7割以上が男性だったのです。

さらに…
【米フロリダ大や北京大などのチームの論文】
中国で報告された感染者約8900人について分析。

感染者のほぼ半数は50歳以上で、患者のうち亡くなる割合(致死率)は全体で3・1%。

男女別で見ますと、
男性4・5%
女性1・3%
と、じつに3倍以上の開きになったのです。

その原因の人として考えられているのが、男性に多い喫煙習慣。
2010年の調査では、中国で喫煙習慣のある男性の割合は54%。対して女性の2・6%。
日本では、「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によりますと

成人男性の平均喫煙率は27.8%
成人女性の平均喫煙率は8.7%

日本でも男性の方が喫煙率が高いので注意が必要です。

しかも、いま喫煙所は限られており、そこに密集する要素が含まれています。
もちろん、マスクを取らないとタバコは吸えません。
そのため、クラスターになる確率が高いので、近づかない方が良いでしょう。

 

風邪も男女同じではない重病率

男女の免疫力についてこんなデータがあります。

2004年〜2010年までの香港
1997年〜2007年までのアメリカ

インフルエンザシーズンのデータをとってみたところ、インフルエンザでの入院率や死亡率は心臓疾患やがん、肺疾患や腎臓病などの他の要素に関わらず、女性よりも男性のほうが高かったのです。

また医学誌『BMJ』の記事によりますと、
「風邪やインフルエンザについて、女性よりも男性の症状が実際に重い」
という結果に。

理由としては、男女のホルモンの違いと考えてられており、女性が持つホルモンのエストロゲンが免疫反応を強化する一方、男性ホルモンのテストステロンは免疫力を弱める」と推測。
また、人間の細胞について調査した研究によると、
「閉経前の女性の細胞は、男性や閉経後の女性に比べて、ライノウィルス(風邪症状を起こすウィルス)への免疫反応が強い」
という結果も。

さらに、ジョンズ・ホプキンス大学の研究によりますと
「雌(メス)のマウスのほうがH1N1やH3N2のようなインフルエンザウィルスに対して、強い免疫反応をもっている可能性がある」
という結果に。

異なる多くの種において、雄(オス)は、外傷や感染から死に至りやすいことも指摘されており、この結果、雄の免疫システムは、あまり発達していないと言えるのです。

 

あとがき

日本でもコロナの重傷者の喫煙率をしっかりとって公表すべきだと思います。
4月からは受動喫煙防止条例も全面施行となり、吸える所が限られてきました。
良い機会です。
喫煙者のかたは、非常事態宣言中でも禁煙を実行すると、その後、すっぱり止められる??
可能性は高いです。

フランスでは、アルコール販売禁止になり、アルコール依存症だった人の立ち直るきっかけになっているそうです。
ご自身の身を守るためにもこの機会に禁煙を考えみてはいかがでしょうか。