新型コロナウイルスによるパンデミック、収まるどころか世界的に見ると、ここにきて感染者が爆発的に増えてきてしまい、明らかに日本での自粛緩和ムードと逆行するような数字になってい
ます。
またそれは決して他人事ではなく、日本でも第2波では?というような感染者の増加がちらほら。

こんな状況の中、東京での感染防止対策の旗振り役は、いまは選挙で頭が一杯。
本当に私たち、一人ひとりの意識をもう一度高めていく必要がありそうです。

さらに!
これから季節は梅雨末期の大雨のシーズンに入り、そして今年は猛暑予想の「夏」へ向かおうとしています。

3密を避け、ソーシャルディスタンスを保ち、マスクの着用、さらには手指の手洗いと消毒。
この4点セットはもはや社会の常識として普段の生活に引き続き、取り入れていかなければならないのかもしれません。

常識とは?
ブリタニカ国際大百科事典には、「普通人が社会生活を営むためにもち、またもつべき意見、行動様式の総体をいう。」と載っています。
過去の様式に囚われることなく、現状にあった意見、行動が「常識」だとすれば、これからの季節にあった常識を身につけていかなければなりません。

マスクは熱がこもって非常に暑く、息苦しい。
熱中症を引き起こしやすいので、厚労省はHPで警鐘を鳴らしています。
「マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。」

繰り返しますが、今年の夏は気温が平年を上回る日が多く、猛暑になると予想されています。
「猛暑」+「コロナ」=「ステイホーム」「仕事、学校はリモート」

また振り出しに戻るくらいの覚悟で、これらを率先して行うべきです。
特に学校やオフィスという環境では換気したら室温を上げることになるので、コロナ感染と熱中症の同時対策は無理です。
コロナは感染者数などの推移を、そして猛暑対策は天気予報を観ながら、春からの皆さんの工夫や努力を有効に活かして乗り切りましょう。

2020年は私たちが「自然」に試される年なのです。