サバイバルの映画や漫画は数多く出ており、

中でも今回ご紹介しますのは、「彼女を守る51の方法」。

 

彼女を守る方法や震災時の現実に起こる悲惨な出来事、

そして震災時に必要となる知識を集約したものです。

 

原作の監修は渡辺実さん(まちづくり計画研究所)。

作者は元美術教師の古屋兎丸氏。

 

巨大地震の現実を出来るだけリアルに描く為に、リアルな描写になっています。

さらに、マンガを描くにあたって専門家によるプロジェクトによる監修を受け、

地震が起きた時にどんな事が起きるのか、

人間はどうなってしまうのかをリアルに描く事に成功しているのです。

 

内容はと言いますと、本当に「日本」でそんなこと起こるの!!

と驚くことの連続です。暴動、略奪に始まり。「液状化現象」、余震の恐怖、

ビルから降り注ぐガラス、ビル火災など話には聞いてもどんな状況になるのかは

体験しないとわからない事が多いです。

 

特に女性の描写が多く、どのようなことに気を付けた方が良いなどが

記載されているため、女性の方は一度読んで欲しい作品です。

また巨大地震の怖さを家族で勉強しておくのにも、

参考となる一冊だと思います。

 

 

 

 

実際、どんな51の方法があるの??

 

 

ストーリーはこちらの「まんがPARK」というアプリで

無料で読めますので、ぜひ試してみてください。

https://manga-park.com/

 

ここでは、簡単に簡単な覚えられそうな対策方法のみを記載しておきます。

頭の片隅に押し込んでいて下さい。

 

 

 

〇靴

震災時にはガラスの破片や電線が散らばっており、足元は危険が広がっています。

スリッパやサンダルなど、肌を露出するような物や、

歩きにくい靴は履き替えるようにしてします。

もしもスニーカーなど履き替えるものがない場合は、

ヒールを折るなどして対処を!

 

 

〇服

作品でのヒロイン・岡野さんの服はロリータ服でした。

ロリータ服のようなふんわりしていてヒラヒラした服は、

瓦礫に服が引っかかったり、火が燃えうつりやすかったりと、

震災時にはとても危険な服になります。

またストッキングも同様。火災が迫ったとき熱で溶けて肌に密着し、

重度の火傷の原因となるので脱ぐのが効果的。

 

 

そのため、少しでも肌が出ない、長袖長ズボンが最適。

また、服装は男性の服がお勧め。

特に女性は露出を少しでもしたり、女性らしい服装をしていると、

男性から襲われる可能性もあるため。

阪神淡路大震災でも数多くの性犯罪が発生した教訓も描かれています。

 

なるべくボーイッシュな服装を心掛け

メイクはせずに、帽子をかぶるようにした方が良い。

震災時はとにかく男性から、いかに性的対象に見られないかが

性的暴行被害に遭わないポイントなのです。

 

 

巻末に書かれていた一文

 

20~30歳の若者は死ぬまでに最低2回の巨大地震に遭う可能性があり

1年間地震に遭わなければそれだけ地震に遭う可能性が高まっている。