猛暑が続いた今年の夏、海に行きましたか??
行きましたよ!カワイイ水着着て、コンビニでお弁当買っていき、みんなでワイワイ。
それは良いですねー。そのあとのゴミはどうしました??
えっ??ゴミ??
年々、海のゴミ問題が大きくなっていますが、海洋ごみの種類で、一番多く絞めるものは何か知っていますか??
えっーなんだろう。お弁当容器??
具体的にはどんな容器??
えっ、私たちがポイ捨て、、いやゴミ箱にポイ捨てしたような、コンビニの容器??
海洋ごみの大部分を占めるのは、実はプラスチックごみで、その中でも最も多いのが、そうなんです。
コンビニ弁当などの食品の容器。
そしてプラスチック袋、ペットボトル、洗剤の容器、発泡スチロールといった『容器や包装』に使われるプラスチックなのです。
それが本日のイマドキ用語『使い捨てプラスチック』。
使い捨てプラスチックが、海洋ごみの発生源ってことなんですね。
実に、使い捨てプラスチックごみは、プラスチックごみ全体の6割以上を占めています。
じゃぁ、飲料関係のごみをゼロにするだけでも、海洋プラスチックごみの約3分の1を減らせるということ??
その通りです 。
あと、魚や貝の体内からプラスチックが出てきたってニュースありましたよね??
毎年100万羽の鳥や10万匹以上の海洋哺乳類がプラスチックを食べたり、プラスチックに絡まったりして死んでいるそうです。
特に最近ショッキングな事として、マッコウクジラの死骸から30キロ近くのプラスチックが見つかり、クジラはゴミを飲み込んでおり、海のゴミ問題の深刻さを浮き彫りになりました。
餌と思って食べちゃったんだ。でもそもそもプラスチックって何でそんなに増えてるの??
近代化が進むこととごみの問題は比例しており、人は生活の水準が高くなるにつれ、一般的にモノを使い捨てる傾向にあると言われています。
オトコ水準が高くなるオンナほど、男子を使い捨てにするのと同じことね。
違います。でも精神構造は同じかもしれません。
プラスチックの生産量はいま世界中で毎年5%ずつ増え、消費量にすると2016年で4800億本になり、ペットボトルを全部つなげると地球を2400周になるのです。
そのうち、埋め立てられるくらいになって、海無くなっちゃうかも。
それも満更ではなく、プラスチックのわずかリサイクル率は9%。
残りの91%は??
大部分は埋め立て処分か、さもなければ海洋などの自然環境に投棄されてました。
また資源として中国が廃プラスティックを輸入していたのですが、2017年より輸入を禁止し、欧米の行き場のなくなったプラスチックが問題になっています。
最近、使い捨てストロー廃止が企業でやってきたのも納得だね。
他にも対策はしているんだよね?
ストローでは、アメリカのスターバックス、イギリスのマクドナルドで禁止になっています。
また、イギリスでは、2019年から、フランスは2020年1月から使い捨てプラスチックの食器を廃止すると宣言していたり、サンフランシスコでは,水の入った600ml以下の(ペットボトル)を販売することを禁止しました。
でも、禁止って言っても、無くてはならないものだよね?
禁止以外の対策を考えないとだよね。
そうですね。実は1人当たりのプラスチックごみ排出量が世界一多いのは米国で、2位が日本なのです。
タピオカブームの影響がこんなところにも来てるんだ。
確かにタピオカのストロー大きいですけど、それは極わずかです。
日本でも一人一人がもっとこの問題に取り組まなければなりません。
という訳で、本日のトレンド用語は「廃棄プラスチック」
年々増えているプラスチックごみ問題のことでした。