新型コロナウイルスでの自粛が続いており、日々の生活でも注意することが多く、大変だと思います。
その注意点のその中でも、コンタクトレンズをしている方、注意が必要です。

できればメガネに変更した方がいい

米国眼科学会(AAO)の広報官でMetroHealth Medical Centerで、眼科の教授を務める医学博士、Thomas Steinemannさんによりますと、「コロナ期間中は、コンタクトレンズを使用するのは、ほどほどにしましょう」と言います。

感染予防のため、手洗い、うがい、それ以上の除菌活動を日々行われていることだと思いますが、まだ分からない事が多い新型コロナウイルスは、目から感染する可能性があるいいます。

もちろん、しっかりと除菌をした後、毎日丁寧に、コンタクトを付け替え出来れば問題ないのですが、定期的に消毒できていなかったり、うっかり手を洗わずにコンタクトを着脱したりなど、万が一ですが、深刻な症状を招く危険性があります。

そのため、コロナが収束するまでは、メガネをの方をオススメします。

 

結膜炎になる可能性が高まる

日本眼科学会と日本眼科医会は、国民に向けて注意を呼びかけています。

日本眼科学会のホームページによりますと、「新型コロナウイルスは口や鼻といった上気道の粘膜から感染しますが、目の粘膜組織である「結膜」からも感染する可能性があります」。

また、厚生労働省のホームページによりますと、接触感染として、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます
未感染者がその部分に接触した場合、感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
そのため目からの感染は、2つのケースが考えられます。

・くしゃみなどの飛沫感染によって、直接ウイルスが目に侵入するケース。
・接触感染によりウイルスが付着したままの手で目をこすることで侵入するケース

ウイルスが目に侵入した場合、目の「結膜」から感染する可能性があるという。

日本眼科学会と日本眼科医会は、「新型コロナウイルスは結膜炎を起こす可能性がある」とも指摘しています。
「新型コロナウイルス患者における結膜炎がおこる頻度は、およそ1~3%とされていますが、まだ十分なデータではありません。
しかし、頻度は少ないながらも、新型コロナウイルス感染症に結膜炎を併発する場合があります。
ただし結膜炎はウイルス以外にも細菌やアレルギーなど様々な原因で起こります。

充血がみられた場合でも、新型コロナウイルス感染症かどうかは、全身所見や症状を詳しく調べない限りはわかりません。

今でも十分に注意されているとおもいますが、引き続き、外出先で目をこすったり、不用意に触ったりはNGです。
カラダのどこで感染する可能性があるか、まだ分からないことだらけです。

窮屈な生活になりますが、引き続き注意して乗り切りましょう!