サメ被害といえば、映画ジョーズの刷り込みもあり恐怖ですよね?
毎年、サメによる被害のニュースが出ますが、実は毎年サメ被害は減っているのです。

世界で年間約100件ほどになり、そのうち日本は数件。
そして、本日お話するオーストラリアが約30件とアメリカについでサメ被害が多いのです。

オーストラリアではサメ出没が合相次いでおり、特にビーチや釣りなど観光産業では、訪問者が激減。
またサメは人を襲うこともあり、日本人観光客が亡くなってしまう事故も起こっています。

なぜ、オーストラリアではこんなにサメが増えたのでしょう。
その理由の一つに挙げられるのが、クジラを保護しすぎたから。

 

クジラとサメの関係性

オーストラリアはクジラの保護に力をいれています。
クジラを保護したせいでサメが増加した疑いが出てきています。

オーストラリア環境相が調査したサメ被害とクジラの生息数によりますと、サメ被害が増えた原因は、保護しすぎた結果、海岸近くでクジラが増えたことによるものでした。

なぜクジラが増えるとサメが増える??
サメの何倍もの大きさだよねクジラって。
と思うところですが…

 

サメがクジラを襲うワケ

ホホジロザメが食べるのは、大抵はすでに息絶えたクジラです。
そして、カラダがまだ小さい、子どものクジラも大好物。
さらに、ホオジロザメは、クジラの後を追って泳ぐとされており、群れから脱落して泳げなくなったところを襲うのです。

その襲い方は、実に男らしくなく、集団になってクジラを襲う習性があり時には100匹以上の群れで、弱ったクジラを襲撃するといわれています。

大きなクジラ一匹で、大勢のサメは満腹になりますよね。
そのため大食漢で嗅覚が優れたサメは、常に傷ついたり弱ったクジラを狙っているのです。

でも、なんで人間を襲うの??

 

サメが人間を襲う理由は食べたいからではない

サメは人間を美味しいと思っていることはなく、狙いを定めて襲ってる訳ではありません。

海岸近くでハンターしたクジラを食べていると、たまたま、近くにあまり動かなく、海で見かけない生物である人間を興味本位で噛んでみるのです。
サメにとっては挨拶くらいの感覚で、人に接触するのです。

世界中で人間がサメに襲われる被害は、年間100件ほど。
その半数がホホジロザメなのですが、実際には襲われた100人のうち亡くなったは僅かなのです。

犬や野生動物と同様、とりあえず噛んでみて、どんな相手か判断していると思われ、それはサメにも同様のことがいえるようです。

もしサメが本気で食べようと思ったら、人間を残さず食べますよね。
でも、ほとんどの被害が部分的な損傷。
よって、甘噛みで満足すると、食べずに解放するというのです。

サメに合った場合は→夏がきた。サメ被害にあわない対策。 海水浴でやっちゃいけない10のこと。

 

だったらサメを減らしたら??

ホオジロザメといえば、フカヒレの原料で高級品です。
そのため、かつて世界では乱獲され、さらに日本人も蒲鉾などとして採っていました。

また人間を襲う凶悪な害獣として、世界中で乱獲された結果、生息数が減少。
自然に優しい国・オーストラリアは保護しているという訳なのです。

 

豪州はクジラとサメのパラダイス

このようにしてオーストラリア沿岸でクジラとサメの両方を保護した結果、ホホジロザメとその餌になるクジラを保護した結果になりました。

また、オーストラリアでは、サンゴ礁やそこに住む魚も保護しているためサメにとっては絶好の餌場になっているのです。

 

なぜクジラを保護するの??

観光産業が発展しているオーストラリアでは、クジラは巨大なビジネスになっており、クジラ関連の観光収入は年間3億豪ドルにもなるのです。

また、オーストラリア人は、クジラは国のシンボル的動物で、中国にとってパンダ。日本にとってもパンダ??でしょうか。

そういう動物の神的存在なため、殺すことなんて考えられないのです。

 

あとがき

クジラ同様、オーストラリアでシンボル的動物と言えば、コアラとカンガルーですよね。
クジラやサメを保護する一方、実はオーストラリアでは、かなりの頭数のコアラやカンガルーが政府によって処分されていたのです。

なぜか??

いま8000頭ものコアラが過密状態で生息し、エサとなるユーカリの葉が減少していたから。
エサ不足による餓死を避けるには不可欠な措置とし、批判が出ているにも関わらず、今後も続ける予定となっています。